91オフ〜92シーズン中

選手 (団・守)選手 (団・守)備考時期
勝 呂(巨・内)熊 野(オ・外) 
長 内(広・外)銚 子(洋・内) 
石 川(洋・投)島田直(日・投) 
新 浦(洋・投)大 塚(ダ・捕) 
小 川(ヤ・外) 角 (日・投) 
ブーマー (オ・内)自契→(ダ・ ) 
パチョレク(洋・内)自契→(神・ ) 
山 中(中・捕)五十嵐(日・投)
 金銭(日・ )
 
鴻 野(巨・外)大 野(洋・内) 
松 原(巨・投)岡 田(西・投) 
金 石(広・投)津 野(日・投) 
高 田(巨・捕)藤 田(オ・捕) 
立 花(西・外) 金銭(神・ ) 
大 塚(ダ・投)自契→(広・ )
杉 本(ロ・投)自契→(オ・ ) 
金 子(中・投)自契→(オ・ ) 
 シーズン中
中 尾(巨・捕)大久保(西・捕) 92/5
新 浦(ダ・投) 金銭(ヤ・ ) 92/6
 ある程度「ベテラン」の域に達した選手は、一部の幹部候補生を除き自動的に放出していくというのは、人件費の面から考えても経営判断としては妥当な選択だろう。
 だがその引き合いに、形を繕う為に連れて来られる選手には酷な仕打ちに違いない。
 金石は日ハムの救援エースになったが、広島を1年で解雇された津野は中日、ロッテと渡り歩いてもついぞ「19歳トリオ」時代の輝きは甦らず、ゴルファーに転じた。

 立花も悲劇の選手だった。19歳の3番打者として3割の常連でありながら年々試合出場の機会が減っていったのは、旧ライオンズ出身だったのが影響していないとは言い難い。
 漸くこの年阪神に出たが時既に遅し。翌年には台湾にまで出かけていったが往年のバット・コントロールは甦らなかった。

 その他、オリックスが巨人の勝呂、高田を獲得。前年の栄村らとともに土井監督の「V9病」と揶揄された。
 日ハムは島田直を出し、ロッテ時代に15勝した経験のある石川を獲得して大損した。
 またオフに大洋からダイエーに移った新浦は6月にヤクルトへ。優勝して引退と忙しい最晩年を送っている。
※:ダイエー球団のドラフト10人指名の余波で、本村、山田、大塚3選手が保留選手
  名簿記載にも拘わらず解雇。本村の提訴により参稼報酬同額の補償裁定。同じく
  山田、参稼報酬の9割相当額で和解成立。大塚は広島テスト合格。
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