89オフ〜90シーズン中

選手 (団・守)選手 (団・守)備考時期
鹿 取(巨・投)西 岡(西・外) 
有 田(巨・捕) 無償(ダ・ ) 
山 崎(巨・内) 金銭(日・ ) 
高橋慶(広・内)
白 武( ・投)
杉 本( ・投)
高 沢(ロ・外)
水 上( ・内)
 
小 川(広・外)
松 林( ・外)
 金銭(ダ・ ) 
藤 王(中・外)
小松崎( ・外)
田中幸(日・投)
早 川( ・外)
 
加茂川(中・投)木 田(洋・投) 
片 岡(中・内)北 野(洋・投) 
大 宮(中・捕)
宮 下( ・投)
小 川(西・投)
広 橋( ・内)
 
藤 枝(ヤ・捕)自契→(洋・ ) 
パリッシュ(ヤ・内)自契→(神・ ) 
高橋一(洋・投)成 田(西・投) 
堀 場(洋・捕)自契→(巨・ ) 
村 田(近・投) 金銭(洋・ ) 
森 厚(オ・投)自契→(ダ・ ) 
中 条(ダ・投)自契→(洋・ ) 
金 沢(日・投)自契→(ヤ・ ) 
小 山(ロ・捕)自契→(洋・ ) 
太 田(三・投)自契→(ダ・ )
河 野(洋・外)
村 岡( ・内)
駒 崎(西・外)
青 山( ・外)
秋 元( ・捕)
 90/3
斉 藤(中・投)山 中(ダ・捕) 90/3
 シーズン中
鈴木康(中・内)北 村(西・外) 90/4
岡 本(洋・捕)二 村(日・外) 90/4
川 村(西・投) 金銭(ヤ・ ) 90/5
本 原(巨・投)
山 田( ・投)
 金銭(ダ・ ) 90/6
杉 本(中・投)
高 島( ・投)
山内和(ダ・投) 90/6
榊 原(広・外)
本 村( ・外)
 西 (ダ・投)
松 井( ・捕)
 90/6
 広島の不満分子、高橋慶彦が遂に放出された。高橋はロッテも僅か1年で阪神へと流れるが、好き嫌いは別としてあたら有能な逸材に不遇な晩年を送らせたのは球界の不幸だった。
 が広島は代わりに獲得した高沢を1年半でロッテに返し、水上をダイエーへ譲渡する。当て馬とされた高沢こそより一層の悲劇ではないか。

 日本一の巨人は、王監督時代の守護神・鹿取を西武へ。巨人は嘗ての高倉(西-巨-ア)の様に、伝統的に「左殺し」を他球団から求める傾向があり、西岡も期待通り働いたのは事実だが、鹿取が重鎮と化して割を食った形。
 この鹿取が明大時代は高橋三(元中日)の控えでドラフト外だから、スカウトは難しい。巨人はシーズン半ばにもダイエーに二投手を譲るなど投手陣に余裕を見せている。
 一方、前大洋・堀場の獲得は、84年ドラフト1位の上田に続き慶大閥かと憶測を呼んだ。

 4年前、近藤監督に嫌われ大洋から日ハムへ移った金沢は、当の近藤が日ハム監督に就任し解雇される悲劇。ヤクルト移籍後は下手投げに転向して活路を見いだしたが、引退後はゴルファーに。プロテスト合格も間近らしい。
 また須藤監督誕生の大洋は細々と選手を集めたが、この中では開幕直前に西武から移籍の捕手の秋元が成功した。

 ダイエーはシーズン中も含め、積極的に血の入れ替えを図っているが小物ばかりでインパクトに欠け、まだ球団自体が本社会長兼社長の中内功氏の「趣味」の域を超えていないことを示している。
※:元広島投手。韓国三星より。

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