81オフ〜82シーズン中

選手 (団・守)選手 (団・守)備考時期
迫 丸(巨・外) 金銭(広・ ) 
土 居(広・投) 金銭(ロ・ ) 
野村克(広・捕)   (日・ ) 
岩 井(洋・内)加藤俊(日・捕) 
宇 野(洋・捕)   (日・ ) 
山 村(西・内)
山下律( ・投)
片 平(南・内)
黒 田( ・捕)
 
五月女(西・投) 金銭(洋・投) 
慶 元(西・外) 金銭(近・ ) 
良 川(西・投)自契→(近・ ) 
中 西(急・捕) 金銭(日・ ) 
小 田(南・内)自契→(近・ ) 
榊 原(神・内)宇 田(日・投) 82/1
永 尾(近・内) 金銭(神・ ) 82/1
 シーズン中
藤 城(巨・投)笹 本(急・捕) 82/4
高橋直(広・投)古 沢(西・投)
大 原( ・内)
 82/6
上田次(南・投) 金銭(神・ ) 82/6
金 井(中・投)安 木(ロ・投) 82/6
 西武、南海間で同一リーグ間には珍しく主力級の2対2トレードが成立。広岡監督はフロント主導の、とくに山村放出に怒りを隠さなかったが、獲得した2選手が優勝の貴重な戦力となったのは間違いない。むしろ前年2勝で38歳の山下をどう評価したのか、南海の判断が疑問視される。
 西武は更にシーズン中には広島で燻っていた高橋直を獲得。交換相手の古沢もセに戻り再起し好トレードの見本となった。

 早稲田で谷沢(後中日)、安田(後ヤクルト)らと同期の小田は、ヤクルトでは大杉、日ハムでは柏原と連続で大物選手の見返りとなったが、この年4球団めの近鉄へ。75年の日ハム時代に白と首位打者を争って惜しくも破れた頃がピークだったか。トレードに翻弄される野球人生だったのは不運。

 阪急へ移った藤城はロッテ退団後、「敏いとうとハッピー&ブルー」のボーカルに迎えられた。巨人コーチに復帰した際は「唄を教えるのか」と訝られたという。
 また阪神は既に現役引退を表明していた日ハム・宇田を譲り受けたが1年後には韓国プロ野球へと海を渡られてしまう。6月には元エースの上田次が南海から復帰したが嘗ての面影は無かった。

 なお日ハムへ移った野村克彦はダン(克晃)の弟で現・ケニー。ともに克也氏の実子でなく沙知代夫人の連れ子だが「克」の字が付いているのが不思議だ。

Home
Copyright (c)1997-00 y.kayukawa.koenji Allright reserved