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サンケイ新聞・水野社長、砂押前監督と同郷の水戸出身という縁からシーズン中から燻り続けた豊田の移籍問題は、
西鉄・西社長が全否定を繰り返しながらも政財界の黒幕の動く大騒動の末、実に4500万円の大枚を叩いて
国鉄入りとなった。中西監督・稲尾コーチの20代内閣ライオンズはこのトレード・マネーでロイら3外国人選手を補強、
西鉄最後の輝きとなる奇跡の逆転優勝を遂げる。 前年4位の巨人は川上監督と対立した堀本を放出。田宮謙次郎との交換で合意したが、田宮は10年選手のもうひとつの権利、 契約譲渡の本人同意を行使しこれを拒否、若手の柳田(巨人で外野転向)に差し替えられた。 更に福田(南)と外野補強に務める一方で、宮本・高林の出血覚悟で巨人キラー・北川を国鉄から獲得。 効率的な補強で2年振りの優勝につながった。 駒沢の暴れん坊、2度の無期限出場停止を誇る山本八郎はダンディ水原と相容れず近鉄へ。別当近鉄は三原大洋から選手の供出を受けたが、テスト生の佐々木宏一郎が通算132勝とは拾い物。 またジプシーの愛称で後年、何故かゴルフのジャンボ(尾崎)軍団のコーチに納まった後藤修が史上最多、8球団目となる西鉄に移籍。 オフには更に阪急のテストを受けたが流石にこれは実らなかった。 なお中日から近鉄へ移籍した長谷川は66年に運転していた自動車が崖から転落し死去するが、「黒い霧」問題に絡んだ謀殺説がある。 |