15オフ〜16シーズン中

選手 (団・守)選手 (団・守)備考時期
大 場(ソ・投) 金銭(中・ ) 11
アブレイユ(元西外)→復帰(巨・ )※1,※2 
和 田(元ソ投)→復帰(ソ・ )※3 
米 野(西・捕)→自契(日・ )  
竹 原(オ・外)→自契(西・ )テスト 
坂 口(オ・外)
鵜久森(日・外)
→自契(ヤ・ ) 
※4
 
金 伏(ヤ・投)→自契(西・ )※1 
藤 川(元神投)→復帰(神・ )※5 
栗 原(広・内)
川 本(ロ・捕)
 金 (ソ・投)
山 内(中・投)
→自契(楽・ )テスト
テスト
テスト
※4,テスト
 
白 根(ソ・外)→自契(浜・ )※4 
久 保(巨・投)→自契(浜・ )  
田中靖(西・投)→自契(浜・ )※4,テスト 
クルーズ (ロ・内)→自契(巨・ ) 12
スタンリッジ(ソ・投)→自契(ロ・ )  
ル ナ(中・内)→自契(広・ )  
 シーズン中
藤 岡(日・投) 金銭(浜・ ) 
大 累(巨・内) 乾 (日・投)  
八 木(ヤ・投)近 藤(オ・投) 
 FA移籍選手
高橋聡(中・投)神・補償ナシ 11
脇 谷(西・内)巨・補償ナシ  
今 江(ロ・内)楽・金銭 12/1
木村昇(広・内)西・補償ナシテスト
※1:育成選手として
※2:独立リーグ経て
※3:米オリオールズ,カブス経て
※4:合同トライアウト経て
※5:米カブス,レンジャーズ,独立リーグ経て
 
 
 
 FAと自由契約に収斂する構造は変わっていないが、 プロ野球を宣伝としての必要経費であるよりは、ビジネスそのものとして収支均衡を図る経営姿勢が 定着してきたのであろうか、人身御供にしろ金銭にしろ大型の補償を伴うFA移籍も成立し難くなり、 逆算して年俸の高い選手は迂闊にFA「宣言」し難い状況すら生まれつつある。
 実際、補償なしCクラスの高橋聡が中継ぎで機能し、大枚叩いたAクラスの今江が怪我もあり期待外れ とあらば、益々高い買い物には手を出さない傾向は強まろう。
 一方で、Cクラスの木村昇は買い手が付かず西武がテストの上で減俸、身請けしたが一年で解雇 とは厳しいものである。FAの活性化を企図して2008年に施行した新制度だが、 今後は、米国におけるFA導入の引き金となったフラッド選手に倣い、敢えて年俸を下げてから FA移籍に臨む選手すら現れてくるかもしれない。
   自由契約市場では25%超の減俸を突き付けられて移籍の道を選択した坂口、とトライアウトから復活の 鵜久森のヤクルト勢が勝ち組。
 外国人では"Gaijin Haeven"過ぎて枠が足りなくなったか、何故ソフトバンク手放したのかが不可解な スタンリッジは延べ四球団目のロッテでも好成績を続け、 逆に巨人に走ったクルーズは二年目は外国人枠から二軍暮らし、シーズン中に楽天に拾われたがそのまま帰国 と明暗を分けた。
 洋行帰りも故障が危惧された和田は復活したものの、実兄がGMを務める地元の四国リーグ高知で 半年待機した藤川は、客寄せには貢献したろうが流石に旬を過ぎていたか。こちらも悲喜交々である。

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