14オフ〜15シーズン中

選手 (団・守)選手 (団・守)備考時期
白仁田(神・投)桑 原(オ・投) 11
佐藤祥(日・投)→自契(広・ )※1 
山崎浩(西・内)
藤 江(浜・投)
→自契(楽・ )テスト 
新井貴(神・内)→自契(広・ )  
佐 村(浜・投)→自契(神・ )※2 
吉 川(中・内)→自契(巨・ )※1 
梅 津(広・投)→自契(楽・ )※1,※2 
田中大(中・捕)→自契(オ・ )※1 
堂上兄(中・外)→自契(巨・ )※1,※2 
東 野(オ・投)→自契(浜・ )※1 
八 木(オ・投)
亀 澤(ソ・内)
→自契(中・ )※1テスト
テスト
 
北 方(浜・投)→自契(ソ・ )※1,※2 
森 越(中・内)→自契(神・ )  
トラヴィス(浜・投)→自契(神・ )※2 
松 坂(元西投)→復帰(ソ・ )※312
中 島(元西内)→復帰(オ・ )※4 
ミコライオ (広・投)→自契(楽・ )  
ブランコ (浜・内)
バリントン(広・投)
→自契(オ・ )  
岡 島(ソ・投)→自契(浜・ )  
ロペス(巨・内)→自契(浜・ )  
井 野(巨・捕)→自契(ヤ・ )  
田中賢(元日内)→復帰(日・ )※5 
矢 地(中・外)
 陳 (浜・投)
→自契(ロ・ )テスト
※1テスト
 
黒 田(元広投)→復帰(広・ )※6 
レ イ(元楽投)
ハウザー (元楽投)
→復帰(楽・ )※7
 
1
ペーニャ (オ・内)
ハウザー (元楽投)
→自契(楽・ ) 
 
3
 シーズン中
須 永(巨・投)
矢 野( ・外)
矢 貫(日・投)
 北 ( ・外)
 6
横 山(元オ捕)→復帰(楽・ )※8 
 FA移籍選手
金 城(浜・外) 11
相 川(ヤ・捕)巨/奥村(内) 11/1
成 瀬(ロ・投)ヤ・金銭 11/12
大 引(日・内)ヤ・金銭 11/12
小谷野(日・内) 12
※1:合同トライアウト経て
※2:育成選手として
※3:米レッドソックス,メッツ経て
※4:米アスレチックス3A経て
※5:米レンジャーズ3A経て
※6:米ドジャーズ,ヤンキース3A経て
※7:台湾経て
※8:独立リーグ経て打撃捕手。選手不足のため育成登録
 
 
 
 遂に交換のみならず金銭まで含めてもトレードは1件のみ、 海外への流出・出戻りを含めたFAが戦力補強の全てと言って過言でなくなってきた。
 大きく動いたのはオリックスで大引の復帰こそ取り逃したものの、怪我の金子(投)を残留。中古外国人に加え西武と争った小谷野に洋行帰りの中島と揃える大型補強だったが、 結果は森脇監督の途中休養。逆に内野のレギュラーを二人抜かれた日ハムが2位と判らないもの。
 ただ鳥谷(内)の残留こそあれ中島や成瀬、残留した宮西(日・投)に山井(中・投)と悉く取り逃がした阪神は三位ながら和田監督は引責。 一方、珍しくFA戦線に躍り出たヤクルトが優勝を果たすのだから矢張り補強は嘘を付かないということか。 実際には前年にロッテ入りした横浜高の後輩・涌井に押し出された形となった成瀬は不調に沈んだのだが。

   自由契約市場も活況は呈していたが外国人を除けば見るべき結果は少ない。
 僅かにFAでは地味な補強に留まった巨人が吉川に堂上兄と中日組を招聘したのは斬首した落合GMへの嫌がらせとも揶揄されたが、 相継いで結果を出しており、前年の井端以上に若手と呼べる年齢だっただけに中日サイドに疑問符を残した。
 一方で中畑DeNaは巨人ブランド収集に忙しかったが、外国人を除けば前年の高橋尚含め戦力には程遠かった。
 FA時には泣きながら会見して売られる子牛もかくやの同情を集めた新井貴の復帰を快く受け止め、しかも長打力の欠片も消え失せてなお 常時出場させるとは広島ファンは心優しいものであろう。勿論、2日遅れの遅めのクリスマス・プレゼントとなった黒田復帰の報の前には 何もかも許容出来る心境になったのかも知れない。
 米国で尾羽打ち枯らす前の不惑の凱旋帰国は異様なムーブメントを産んだが、相変わらず外国人を気前よく放出した広島は黒田の奮闘空しくAクラス入りすら叶わず。 尤も松坂の様に丸っきりの傷物で給料泥棒のケースもあるから大団円には違いなかったろう。

 なおシーズン中も動きは大人しく、漸く新天地を得た矢野が一瞬輝いただけだった。

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